「ゼロ」〜性愛説を唱えます。〜

「性善説」「性悪説」ではなく、「性愛説」を提唱します。

自分との闘い

みなさん、こんにちは。

いかがお過ごしですか?



最も人に伝わりやすい「愛」の表現は、「優しさ」、「思いやり」だと思います。



しかし、「愛」を含むのは、実は、それらの言動だけではありません。



時に人は、自分の都合を優先させたり、人に良く思われたいが為に、「優しさ」を偽ったりします。


それが「偽善」です。



優しい言葉、甘い言葉を自分に掛けてくれる人がいたら、そこだけに目をやってはいけません。


その言葉が、どのような理由に基づいているのか、を感じ取る必要があります。



そして、その結果、自分にどのような作用があるのか、にも目を向けなければなりません。



たとえ、他者が自分に対して優しい言葉、甘い言葉を掛けたとしても、全ての結果に責任を取るのは「自分自身」です。



その場をしのぐための聞こえの良い言葉や行動が、そこかしこに溢れています。



その中から、自分の中の「愛」を育てるために選び、その結果に責任を取るのは、全て「自分自身」です。



現代社会は、とてつもない恐ろしさを内包しています。



見ず知らずの人と、すぐに関わり合いを持つことができます。



しかし、その一方で、犯罪に巻き込まれ、命を落とす人も、後を絶ちません。



私は、言葉だけで人の真意を見抜くことは不可能に近いと思います。



本来は、相手の人となりを見て、その人自身と実際に関わらなければ、「相手を知った」「相手を理解した」とは言えないと思っています。



しかし、相手の掛けてくれる言葉が自分にとって都合の良いものであったり、耳障りの良いものであると、人はすぐにその相手を「良い人」だと錯覚します。



もちろん、勘違いばかりではないでしょう。



しかし、「愛を軽んじる」ということは、それだけ恐ろしいことでもあるということを、人は、忘れずに生きるべきです。



自分を守れるのは、自分だけです。



決して間違わずにいてほしいのは、「人を信じるな」と言っているわけではないのです。



しかし、相手の中に「今現在」内在するものを、弱さも、強さも含めて冷静に見極めてほしいと思います。



過剰な期待をした結果、犯罪に巻き込むような相手にしてしまったり、犯罪を犯させてしまうような結果を招くことになるかもしれません。


それは、見ず知らずの人が起こした一方的な被害である場合以外は、自分が相手との関わり合いを持とうと決めた時点で、「自己責任」でもあります。



ですから、危険を招くかもしれない環境にたやすく踏み込まないこと。



相手の発する聞こえのいい言葉にばかり耳を傾けず、冷静に判断してほしいと思います。



本当に「強い人」「優しい人」「愛を知っている人」には、芯があります。決してブレません。



「嘘をつく」

「自分を良くみせる」

「相手をそそのかす」



そのようなことは、しません。



たしかに、「愛」とは、限りなく「自由」なものです。


「善」や「悪」に縛られることなく、それらを他人に強いたりするものではありません。


しかし、


「自由」



「身勝手」


は、根本的に違います。



「自由」であることを振りかざして、その先に傷つける人、悲しむ人がいたら、それは単なる「身勝手」です。



「愛」とは、生きてゆく上で、その本来の意味を自分自身の中に、自分自身の力で、取り戻してゆけるものです。



自分を甘やかした結果には、傷つける人、苦しめる人たちが多勢います。



そして、それらはやがて、自分自身に返ってくることを、いつか理解する日が来るでしょう。



だからこそ、人を生かすも殺すも自分次第。


自分の人生を、生きるも死ぬも自分次第。




なぜ、せっかく、


「生まれてきた」


「生きている」



のに、悲しめたり、悲しんだりばかりしなくてはいけないのでしょう。



心からの満足感を得て、真に「生きている」ことに充足感を得て、自分の「いのち」を生き抜くことができるのは、自分と「闘った」先に勝ち取って初めてできることです。



その場しのぎの、自分を甘やかし、人に甘やかされ、聞こえのいい言葉にばかり耳を傾け、流されてゆく先には、決して見出せないものです。



自分が生きていることを実感しながら、それを全うするために、自分自身を「幸せ」だと感じられるようになるためにも、逃げ出さず、目を逸らさず、向き合ってください。



そして、自分を生かし、人を生かしてあげられるような自分を、取り戻してください。




一人でも多くの方が、「愛を取り戻し」、悲しむ人が一人でも減ってくれることを、今日も願います。





最後までお読みいただき、ありがとうございます。



心から感謝致します。