「ゼロ」〜性愛説を唱えます。〜

「性善説」「性悪説」ではなく、「性愛説」を提唱します。

尊重

こんにちは。

いかがお過ごしですか?




「愛」とは「自由」なものである。

ずっとそんな風に漠然と描いてきました。




そして、その「自由」とは、決して、「身勝手」とは、誰の目にも映らないものであると。

誰のことも傷つける必要のない方法であると。



「絶対的」、「普遍的」でありながら、常に変わりゆくもの。




「これは、こう。」


漠然とした例えになってしまいますが、ある事柄に関して、そんな風に、一つしか答えを導くことができない人もいます。



数学の答えや、科学的に証明されてしまっている事柄に関して、解き方や、答えを知る、という上では、それが「正しい」こともあるでしょう。



しかし、「千差万別」「十人十色」と言われるように、人の思いや、思考というものに、その限りはないと思います。




毎日毎分毎秒、この世界中で、歳を取られた方が亡くなり、また新しい命が生まれ、その繰り返し、積み重ねの中で、常に、人の数だけ、思考の種類も存在するはずです。



全ての人が、完全に納得して、一切の妥協をせずに生き抜くことは、不可能であると、私にもわかります。


しかし、それは、「自分だけを中心として」世の中を見つめた場合の話であって、「愛」を中心として世の中を見つめた時には、違ってくるはずです。



Aさんが、ある事柄に関して、何かしらの発言をしたとします。


それを聞いたBさんは、Aさんの言葉を、「Aさんは正しい」と言いました。


そして、同じようにAさんの言葉を聞いたCさんは、「Aさんは、間違っている」と言いました。



しかし、実は、Bさんの理解も、Cさんの否定も、Aさんの言葉の本意に対する答えになってはいない場合があるはずです。



人が言葉を交わす上で、表面的に言葉を捉えただけでは、そこに込められた真意を完全に理解することは不可能です。



かといって、無作為に、投げやりに言葉を乱用してしまったら、世の中は悲しみに覆われてしまうでしょう。



わかってもらえるはずがない、と口をつぐんでいたとしたら、悲しみに飲み込まれてしまうでしょう。



大切なことは、「正しい」「間違っている」と評価を下すことではありません。




一つの方向からものごとを捉え、それにそって答えを導くことしかできなければ、他方は必ず、「否定の対象」になってしまいます。

そこに生まれるのは、「争いの種」でしかないでしょう。




「愛」とは、どういうものか。

それを理解しようとする思いを抱くことが大切です。


全ては、大元である、思考の源にあるエネルギーを感じられるようになること。



「愛」に基づく思考法の基本がわかれば、必ず、応用力も養えるでしょう。



急場を凌ぐ底力をつけるためには、自分の礎を確立することが大切です。



そして、一番大変なのは、その入り口に立ち、一歩を踏み出すまでです。



そこまで行かれれば、あとは、自分の本当の願いが、徐々に明確になってくるはずです。



急場を凌ぐ底力とは…

人の意見を頑なに拒むような、硬く、鋭いものではなく、人の意見に流され、無暗に同調してしまうような危ういものでもありません。



それは、とても温かく、自分も人も傷つけずに済む方法を自ずと見出し、導いてくれるような力です。



そこまで辿り着けるだけの力があるのに、自分を信じきることから逃げている人が、私の周りにも沢山います。



きっと、このブログを読んでくださる方の周りにも、いるでしょう。



そのような人たちに、近道は存在しなくて、誰の言葉にも、耳を貸すことはないでしょう。


自分自身で気づき見つけられるまで、道は姿を現すことはないでしょう。


でも、思いを込めて接し続けることが大切です。



「自分には理解できるけど、人にはきっと理解できないだろう。」



そう心の奥から愛が流れ出ることを止めてしまった時、また、自分の周りには、悲しい世界が徐々に、そして、確実に広がり始めてゆくでしょう。




悲しい出来事、寂しい、辛い出来事に直面した時、胸が締め付けられるような思いをすることもあります。



でも、前を向いて、未来を信じて、遠く離れたそれぞれの場所で、思いを育みましょう。



決して奢らず、いつも柔らかく、そして、胸の一番奥には、芯を持って、強く在りましょう。




言葉で伝える時、いつも、届けたい思いは、最後には必ず、同じところに行き着きます。



このブログの最後に込める思いは、日々、一つに繋がります。




悲しむ人が、一人でも減ってくれますように。


今日も願います。





最後までお読みいただき、ありがとうございます。


心から感謝致します。



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