雨の日
こんにちは。
いかがお過ごしですか?
今日書くテーマは、既に決めてありましたが、部屋のカーテンを開けて、空を見上げて、急遽変更することになりました。(笑)
「雨の日が嫌い。」
そのような人が、意外と多くはないですか?
私も、以前はそのうちの一人でした。
雨粒から、涙を連想していたのでしょうか?
低気圧のせい…そのような人もいますよね?
理由は、人それぞれでしょうけれど、多くの人に、雨が嫌いな傾向があると感じます。
そこで今日は、
「憂鬱な雨の日の心の在り方」
をご提案したくなりました。(笑)
人は多くの場合、悲しい時に涙を流します。
今日のポイントは、「多くの場合」という言葉にヒントがあります。
涙には、悲しい時以外に、もう一つ
「嬉し涙」
というものもあります。
これはまた、後ほどお話しますね?
空が涙を流す様子を見て、多くの人は、自分が涙を流す様子を無意識のうちに連想しているのではないでしょうか。
そして、自分が涙を流した時、自分は悲しかった、悔しかった、辛かった…
そんな風に偏った思考をしているのではないかと、私は思いました。
「空が泣いている。私の心も、泣いている。」
と、思い込んで、雨の日には憂鬱になるのではないでしょうか。
まず、心を真っさらな状態にして、考えてみてください。
落ち着いて、目に見える現象から、順序立てて整理してみてください。
雨が降らずに、日照り続きであったなら、人は、とても困ります。
「水不足」になりますから。(笑)
逆に、とてつもない量の雨が一度に降っても、人はとても困ります。
河川が氾濫したり、堤防が決壊したり、土砂崩れが起きたり…
(今年も数回、そのような悲劇で多くの命が失われてしまいました。
この場をお借りして、被災され亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、遺された方々の心の平穏が一日も早く訪ずれるよう願います。)
つまり、
空も、人も、同じということです。
感情を隠さず、日頃からバランス良く流して放出してゆくことで、誰に迷惑を掛けることもなく、存在できるのだと思います。
そして、そのためにはまず、自分自身がどのような思考の状態であるかを認識する必要があります。
おそらく、雨の日に憂鬱な気分になる人は、負の感情、すなわち、ネガティヴに同調しやすい傾向があります。
ですから、思考の向きを正せるように、自分の思考の癖を見極められるように客観的に見つめてみてください。
そして、もしもその中で、負の感情にとらわれている自分を見つけたら、それは「過去の感情」に過ぎないことを意識的に自分に教えてあげてください。
自分で自分を追い詰めて、自分自身までもが敵になるのではなく、自分を慰めて、なだめ、理解し、その負の感情から抜け出すことを意識的に行ってください。
決して、偏りのないように、傷つけた相手のことも、傷つけられた自分のことも、同一線上に並べて、公平に考える練習をしてみてください。
誰の心も、自分以外の人の心は、絶対に、完全には理解できません。
だけど、自分の心は、自分自身が本気で知ろう、理解しようと思えば、必ずわかります。
その時、表面の意識だけを見て、自分を理解した気にならず、自分の根っこにある感情を知ろうとする姿勢だけは、忘れないでいてほしいと思います。
そこには、必ず、「愛」があります。
全ての人の根底は、皆、本来は繋がっています。
…ついつい、今日も熱くなってしまいました。(笑)
申し訳ありません。
これは、決して、押し付けではありません。
人は皆、来るべき時が来たら、自ずとわかるようにできているのではないかと思います。
そのような思いの反面、幼い命が奪われたり、罪もない人が傷つけられたりするような事件を耳にすると、どうか、そのようなことになる前に、思いとどまってくれたら…
取り返しのつかないことを行ってしまう前に、そのような目に遭わされてしまう前に、なんとかならないか、その思いに押しつぶされてしまいそうになります。
だからこそ、願い続けなければ、自分だけでも、行わなければ、日々、そう思います。
取り返しのつかないことをしてしまう前に、気づいてくれる人がいることを願って、いろいろな提案を試みて、きっかけになることだけを、私は目指しています。
誰のことも、責めてはいません。
否定もしていません。
気持ちを察していただけたら、幸いです。
言葉の意図がわからない方にしてみたら、支離滅裂な印象を受けられるかもしれません。
そのような方がもしいらしたら、申し訳ありません。
負の感情を消し去ろうとするには、多大なエネルギーが必要になります。
どうしても、「戦う」という意識が芽生えてくるのを感じます。
そのような事情により、とだけ…
ここでは述べさせていただきます。
最後に…
人が流す涙には、「嬉し涙」もあります。
それは、「愛」に溢れた、温かな涙です。
空が涙を流していても、その涙が全て、悲しみからできているのではないでしょう。
だから、雨の日にも、悲しみ以外の感情を探してみてください。
できれば、「愛」を見つめて、自分の中に探してみてください。
きっと、いつか、
「雨の日にも憂鬱ではない自分」
に出会えます。
悲しむ人が、一人でも減ってくれますように、今日も願います。
長くなりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
心から、感謝致します。