「ゼロ」〜性愛説を唱えます。〜

「性善説」「性悪説」ではなく、「性愛説」を提唱します。

小さないのち

こんにちは。

いかがお過ごしですか?



今日は、私たちに「愛」を教えてくれる人間以外の存在について、記事を書かせていただきます。



みなさんは、動物がお好きですか?

私の側には子供の頃からずっと、犬と猫がいてくれました。


ペットというのは、本来、とても癒しを与えてくれる存在です。



私は以前、「犬の会社」を設立したいと思っていました。(笑)

もちろん、本気でした。



飼っていた犬、別の人が飼っている犬、捨てられた犬、人から傷つけられた犬、様々な犬を間近でみたり、テレビで見るたびに、彼らの眼差しから、様々な感情を受け取りました。


犬という動物は、本来はとても優しく友好的な存在で、人の役に立つことをとても喜んでくれる生き物だそうです。


場合によっては、「恐れ」にも反応し、防衛本能から人を傷つけてしまうこともあります。



いわば、感受性が強い生き物なのでしょうね。


傷つけられた経験に恐れを抱きながらも、甲斐甲斐しく立ち直ろうと努力している姿を見て、胸を打たれたことも何度もありました。



「なんて、健気で、まっすぐな強さを持っているんだろう。」



そう思います。



私が作ろうと思い描いた犬たちのための会社は、まず、殺処分前に犬たちを保護し、彼らを、人との関わり合いの中で癒し、そして、その姿を間近で感じていただくことで人を癒すための場所でした。


インターネットで、


「犬  社員  会社」


と検索すると…


まず、企業で社員としてマスコット犬を登用している会社があることを知りました。


犬により人を癒すことを目的としているようで、私の意図とは少し違っていました。



私は、彼らの放つ癒しの空気の中で、違う姿形の存在から、言葉を介してではなく、感情を想像し、受け取ることを目指したいと思っていました。


その入り口作りには、もちろん人としての言語が必要でしたが…。



働く犬について調べた中で、「盲導犬」についても、僅かながら知識を得ました。


生後2ヶ月から1歳くらいまでの間、盲導犬を育成する過程において、パピーウォーカーと呼ばれるボランティアの一般家庭に犬たちの多くは預けられます。


子犬が12週齢前にボランティア家庭に移った場合、約90%の確率で盲導犬になれるのに対し、子犬が犬舎に12週齢以上置かれた場合、その確率が約30%にまで落ちると言われているそうです。


不思議だと、思いませんか?


この時、私は、彼らが「愛情」の存在を認識できていることを確信しました。


「愛」を知っている存在は、同様に「愛」を放つことができる、と、私は考えています。



ですから、私は、彼らの気持ちを代弁することで、人と、犬たちとの信頼関係を互いに取り戻すための場所作りに、とてつもなく惹かれました。



そして、調べていった過程で、私の住む県では、殺処分ゼロ運動というものが行われていて、既に保護に向けて動かれていた方たちがいらっしゃったことを知りました。


そしてそれが達成されていることを知り、私は、嬉しくてたまらなくなりました。(笑)


あっさりと、安堵と共に計画を変更し、私は、いつかその人たちに資金援助のできる立場になる、と決めました。



このブログも、その一貫…というよりは、通過点になります。



私は、昔から「言葉」に強烈に惹かれていました。


今思えば、言葉の持つ感情のエネルギーを見分けることが好きでした。



昔は、「切ない」という言葉に惹かれ、「切ない」という感情を読み手に伝えられるような文章とは、どのようなものだろう?


それらを連ね、最終的に読んだ人の胸の奥で、「これが切なさか。」とわかってもらえるような文体、話、とは…

そのようにして、書くことをしてきました。



そして、今、私がこのブログを介して、読んでくださる方々に届けたい思いは「癒し」であり、「愛」です。


必ず、届くと信じて、届けるための言葉を連ねるために、日々、ブログを綴っています。




話は今日もまた、逸れてしまいましたが…

大まかに話せば、犬たちのためにしたかったもう少し細かな展望もありましたが、それは、またいつか、機会があったら書かせていただきます。(笑)



最後に。

私たちの側で、彼らのような動物がしてくれていることは、「癒し」だけではないと思います。


彼らの多くは、私たちより短い寿命を持って生まれてきます。


それは、私たちに、「生きるということ」、そして、「いのちの尊さ」を教えるためであると、私は思います。



必要以上に、その死を嘆くのではなく、彼らの「いのちの輝き」、そして、私たちに示してくれる精一杯の「愛」、ひたむきな純粋さ、それを忘れずにいてあげてください。



それを受け取ってあげることが、彼らのいのちの何よりの証となるはずです。



人も、同じです。



傷つけ合うのではなく、互いに助け合い、癒しあい、支え合うことができたらいいと、心から願います。



長くなりました。



悲しむ人が、一人でも減ってくれますように、今日も願います。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。


心から感謝致します。


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