「ゼロ」〜性愛説を唱えます。〜

「性善説」「性悪説」ではなく、「性愛説」を提唱します。

アラーム

こんにちは。

いかがお過ごしですか?



人と会話をしていて、ふとしたきっかけで、イラッとすることがありますよね?



これは、主に、相手の意見に理解を示せない…または、受け入れられない、互いに分かり合えない、という場面で感じることが多いでしょう。



そのような場面で生まれる「苛立ち」は、エネルギーとして他者に伝わります。



そのエネルギーが、往々にして広がり、不快な雰囲気を作り出します。



誰かと会話をしていて、自分がもしも相手の言葉から、過去の経験や、自分自身のコンプレックスなどの「キズ」の疼きを感じて、イラッとしてしまったら…もしくは、他者の「キズ」に触れてしまい、イラッとさせてしまったら、




自分の心の中で、「アラーム」を鳴らすことを、本日はご提案させていただきます。(笑)



「ピピピッ」



…「あ、きました。」



という具合に、です。(笑)



「あ、きました。」


「イライラしてきました。」



というタイミングは、ほぼ苛立ちに飲み込まれるタイミングであるはずですが、そこで意識的に心の中でアラーム音を鳴らすことを習慣づけるようにすれば、アラーム音に気づけた自分に少し安堵することができるのではないでしょうか?



口に出して言ってしまったら、相手は何のことかわからないので、からかわれていると思い、余計に感情を逆なでしてしまい兼ねませんので、危険です。


顔にも、出さないようにするのが、無難です。


必ず、心の中だけで、実行してくださいね?



できれば、気の置けない友人や、家族を相手に始めは慣れてゆくのが好ましいと思います。


その時には、相手に事情を説明しておいて、一緒に楽しみながら始めてみるのもいいかもしれません。




「ピピピッ」


のアラーム音では退屈で、集中できないようでしたら、音を変えて、ご自分の好きな音楽のワンフレーズや、効果音など、いろいろ工夫してみるのも面白いかもしれません。



いずれにしろ、不快なエネルギーに包まれている自分の、その状態を把握する練習になるはずです。



エネルギーの状態を把握できれば、自分を客観視することができ、ある状態の自分自身を俯瞰し、切り抜ける術になり得るはずです。



慣れてきたら、他者が発しているエネルギーの質や、その源にあるであろう「感情」にも気づいてあげられるようになると思います。


もちろん、その際にも、アラーム音は、あくまでも心の中だけで鳴らしてくださいね?(笑)




そうすることによって、感情を冷静に分析しながら、コントロールすることも夢ではなくなります。



他者の発するエネルギーに飲み込まれたり、巻き込まれたりすることによって、余計なエネルギーを消耗する必要も軽減でき、また、「愛」を示すための自分自身の心の余裕も徐々に生まれるでしょう。



自分の心に付いている「キズ」の疼き方や、そこから発生しているであろう「怒り」や「悲しみ」のような負の感情への認知を生むことは、人格形成や、他者との柔軟なコミュニケーションを生む上で、何より欠かすことのできないことです。



そのようにして、自分自身を育んでいくことによって、自分に対する視野が広がってゆきます。


そしてそれは、ゆくゆくは、他者に対する視野を広げてゆくことに繋がります。



視野を広く持つことができると、理解をしてあげられる幅が生まれます。



そして、他者との関わり合いの上で、不要な争いを避け、前向きな「和解」への窓口が拓けて行けるでしょう。(^-^)



その過程で育ってゆくのが、全ての人に対する「愛」です。



必ず、苦手な人との関係も改善されてゆくはずです。



できない内に、無理をして、嫌いな人、エネルギーを異常に引っ張られるような人と関わることは、可能な限り避けるのが良いと思います。


何でも、出来そうなところから、コツコツと、大切に初めてゆくことが、上達への近道です。(笑)



是非、お試しになってみてください。(^-^)



私も、練習中であります。(笑)




ただし、上記のような方法はあくまでも症状の軽い方向けです。


過去の経験や、ご自身の「キズ」と向き合う上で、壮絶な体験を経て、深い痛手を負われた方も大勢いらっしゃるはずです。


医療機関の専門知識を持った方の指示による向き合い方が必要な場合が、もちろんあるはずですので、もしもそのような方にお読みいただき、不快な思いをさせてしまいましたら、申し訳ありませんでした。





悲しむ人が一人でも減ってくれますように、今日も願います。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。



心から、感謝致します。



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