「ゼロ」〜性愛説を唱えます。〜

「性善説」「性悪説」ではなく、「性愛説」を提唱します。

エール

こんにちは。

いかがお過ごしですか?



良かれと思ってしたことに、もしも相手からの感謝を得られなかった時…


どのような気持ちになりますか?



ガッカリしたり、悲しくなったり、虚しくなったり、腹が立ったり…



きっと、ほとんどの人が、そんな気持ちになりますよね?



でも、それは元を正せば、自分が相手を思って、


「してあげたかっただけ」


自分なら、そうして欲しいと思うだろうと思って、したこと。



だから、相手に感謝されなかったとしてもいいのです。



もしも、逆に、相手が腹を立てたとしたら、それは、



「やりすぎだった」


と考えてみましょう。



子供ではない人に、まるで子供に接する時のように、弱い人に接するかのように、その人の力になろうとしてしまったら、それは、相手を信頼していないと、伝えているようなものです。



いくら自分が、そうしてもらえたら楽だろう、と思ったとしても、その思いのままに動いてしまったら、それは、「依存」への手助けになってしまいます。



「自分」が、誰かの代わりに、その人の人生を生きてあげることは、絶対にできません。



だから、自分が誰かのためにしてあげられることがあるとすれば、それは、その人に「自信」を持たせてあげること。



そして、その人を信頼していることを、できる限り、伝えてあげること、だと私は思います。



自分に、その時何かしてあげられることがあったなら、それは、全て「自己責任」の元、感謝の気持ちすらも受け取れない覚悟で、与える。


それを必ず、自分自身も忘れずにいるように心掛ける。



物質的に与えることが、自分にとって不可能であるならば、何よりも相手に「共感し、理解し、そして、前向きな言葉を掛けてあげる」こと。



「あなたなら、大丈夫。」



と、心から信頼して、一緒に前を向いてあげること。



嘘や、偽りは、必ず相手に伝わります。



慰めだけの言葉ならば、何も言わずにただ、黙って側にいてあげるだけの方が、ずっとマシだと私は思います。



全ての人に生まれつき備わっているであろう「共感力」を、決して、見くびらないでください。



「この人にならいくら酷いことをしても大丈夫だろう。」


「この人にならいくら甘えても大丈夫だろう。」



相手が発する、そのような感情に、人は皆、気づいています。



そして、真実の相手の本心を確かめようがなかったとしても、常に、そのように考えながら生きることが大切です。



間違えないでほしいことがあります。



そのように、自分を律しながら生きることを、皆、難しいこと、大変なこと、と考えてしまいがちです。



しかし、幸せを感じながら生きるためには、絶対に欠かせないことでもあります。



そして、そのように生き始めると必ず、自分の中で、心の奥に掛かっていたモヤが晴れてゆくような、清々しさを感じられるようになっていきます。



だから、本来は、決して、難しいことでも、大変なことでもないのです。



真っ直ぐに生きることこそが、人が生まれる理由で、その意志に背き続けることこそが、「不幸」だから。



人に期待をするのなら、その人が、自分自身の意志で、自分の人生を生き抜いてくれることを期待しましょう。



自分が相手にしてあげたことに見返りを求めている内は、自分が与えられたものは「偽善」でしかなかった、と、忘れずにいましょう。



そして、自分が本当に相手のためを思ってしたことであっても、後から見返りを求めていた気持ちが湧いてきたり、それに気づいてしまった時には、決して自分を責めず、



「それなら、どのようにしてあげたら良かったのだろう?」



と、別の解決方法を探してみてください。



全ての人が、本当は相手のためにしてあげたかったことを、誤解されてしまったり、きちんと受け取ってもらえなかったり、相手のためにならないことを選んでしまった経験を持っていると思います。



「過去」は、後悔するためだけにあるのではありません。



その時の自分には、それが精一杯だった、ことを、受け止めてあげましょう。



そして、これから先は、同じことを繰り返さずに済むように、明日の自分が、今日の自分を誇らしく思ってくれるように…



また、前を向きましょう(^-^)




最後に。


「成人」


とは、


「人に成る」


と書きます。



成人する前の、未来を担う子供たちに対しては、惜しみない愛を、注いであげてください。


親や周囲の大人たちからの愛に対して、「依存」から卒業するのを決めるのは、子供たち自身の意志によるタイミングです。



子供たちが、自分の手を離そうとした時、それが「無理をしているのか」、「自立へのチャレンジ」であるのかを、ちゃんと把握してあげられるように、いつも心を感じてあげていてください。


そして、子供が、自分の意志でその手を離そうとした時には、心から「信頼」してあげてください。


その時、信頼してあげられるように、日々、関わってあげてください。



愛を繋いでいってくれる人たちに、惜しみない、真っ直ぐな愛を、教えてあげられる人でいてください。



私も、頑張ります。




最後までお読みいただき、ありがとうございます。


心から、感謝致します。



☆今日の空には、雲が一つもありませんでした。(笑)

青一面の写真は、少し不思議ではありますが、決して、ミスではありませんので…あらかじめご了承ください。(笑)



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