「ゼロ」〜性愛説を唱えます。〜

「性善説」「性悪説」ではなく、「性愛説」を提唱します。

パワーバランス

こんにちは、いかがお過ごしですか?



男性は、強い。

女性は、弱い。



私たちは、誰もが皆、そのように知っているはずです。



「力の強い者が、弱い者を守る。」



それは、人として、理想的な姿であると思います。



傷つけていい人などいないし、また、傷つけられていい人などいない。



私は、そう思います。



それでも、互いに生きる環境の中での「違い」を、多かれ少なかれ、持ちながら生きてゆくしかない私たちにとっては、「事情」というものがありますよね?



その互いの事情に配慮しあい、譲り合い、支え合い、信頼しあい、生きてゆかねばと、改めて気づかされました。



これは、男女の間に関わらず、生きてゆく上で関わりあう全ての人に対して、です。



自分が、目の前にいる相手よりも強いか、弱いか…は、年齢や、性別や、立場や…そのような、目に見えるものからは容易に推測することはできません。



その人の生い立ちや、経験、過去の傷、トラウマ、現在の悩み…そのようなあらゆる、その人を構成しているものによってもまた、目に見えない互いのパワーバランスや、優越は、変わるものだからです。



それは…相手が、明らかに、立場としては自分より上位にあったからといって、会話の中の些細な一瞬により、目には見えないパワーバランスが変化している場合もある、ということです。



少しわかりづらい表現かもしれないので…補足説明をします。



たとえば、上司から、自分の犯したミスを責められている…とします。


その時、相手が発している言葉の中から、キーワードを探すように、よく話の内容を深掘りしてみてください。


必ず、そこに、その人の何らかの意図が含まれています。



それは、人それぞれ違うので、良い悪い、とは一概には言えません。



人によっては、過去に自分が犯した過ちを振り返り、目の前の相手に対して、それと同じ過ちをして欲しくない…という想いを込めている場合もありますが、別のケースでは、自分と同じようなヘマをすればいい…と心の奥で思っている場合もあるでしょう。



実際には、その真意は、さほど問題ではありません。



その判断や解釈は、自分なりに行い、消化すれば良いことだからです。



問題は、その相手の言葉の真意に気づいてしまった時、それを相手に確かめたり、指摘する…という行為が、相手を怒らせることに直結してしまう可能性が高い、ということです。



真意には、気づかなければならない、しかし、それを指摘してはなりません。




私には、昔から持論があります。



「人は、本当のことを言われると怒る。」


と、いうことです。




自分で気づいていながら、人に知られたくないことや、また、隠しておきたいこと、自分が思っている自分自身のネガティブな要素を指摘されると、人は、激しく抵抗します。



以上を踏まえた上で、まとめると、




人の話の中からは、キーワードとなっている言葉を探し出し、それを包み込むように、癒すように会話を進めてゆけば、必ず、その怒りを鎮めることができる、ということです。



そして、そうすることにより、また、実際のそれ以降の関わり合いの中でそれを証明してゆくことにより、人と人は、「信頼関係」を育んでゆける、ということになります。





「口は災いの元」


と古くから言われているように、言葉というものは、沢山の誤解を招いてしまうものです。



言葉は、コミュニケーションの、一つの指標に過ぎないことを、忘れずにいましょう。



きっと、全ての人に経験があるはずです。



自分の発した言葉の真意を汲み取ってもらえずに、悲しい思いをしたことが。



そして、それは、自分以外の人もまた、同じはずなのです。



だからこそ、相手の言葉そのものに反応し、左右されるのではなく、そこに意味を見出し、自分なりの解釈を加え、それを相手の望みに沿うような形で叶え、実践してゆくことが大切です。



決して、相手の希望通りに生きてください、と言っているわけではありませんので、その点はご注意ください。





久しぶりのブログの更新で、正直、あまりまとまりのある文章を書けている自信はありません。(笑)



また、少しずつ再開してゆけたら、と思っておりますので、よろしければ、お付き合いください。(^-^)



自分自身の均衡を保つためにも、また、自分自身を振り返り、内省し続けるためにも、必要な環境であることはわかっていながら、しばらく目を背けていました。



その間に、私は、少し後ろを向いて歩んでしまっていたかもしれません。



もしも、不快な思いをなさったり、正確ではない表現がございましたら、遠慮なく、教えてください。




悲しむ人が、一人でも減ってくれますように、今日も願います。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。



心から、感謝致します。m(_ _)m